過去も、未来も、現在と重なっているものだとしたら・・・どこからの情報も全てが、今、あなたの求めているヒントの詰まった「たとえ話」です。
「あなたが最高に輝いている過去世」も「今」現在のあなたがまとっているエネルギーであることに変わりありません。たとえば・・・
空を見上げると・・・入道雲~雨雲~うろこ雲~すじ雲~抜けるような青空と、たくさんの層が同時に存在しているのを見ることがあります。
どの層も大事な役目があるのでしょうが、今回は比較的高い層にフォーカスしてみてはいかがでしょう?というご提案です。
「大気」も含めて「地球」だとすると、同じように「人がまとっている空間」も含めて「人間」。
あなたのまとっているたくさんの層の中で、しばらく見失っていた、とても輝いている層を表層意識にあげてこられたら・・・思い出していただけたら・・・というのが、このセッションの意図です。
中には明らかに過去世とは言えず、時代背景が今と重なっている映像もあります。それも、今と重なる「平行世界(パラレル・ワールド)」の映像だと解釈してしていただいて結構です。
ご自分の輝いたエネルギーを思い出していただければいただくほど、同じようなエネルギーが引き寄せられ、今生に、そこで見た「エッセンス」の現象が立ち上がってくる、もしくは、すでに起こっていたことに気がつくようになります。
美しい映像から、ご一緒に楽しく学んでみませんか?
今回の先生は、輝いている「あなた」です。
私がこのお題:「あなたが最高に輝いている過去世」を掲げてみようと思ったのは・・・私自身、自分の輝いていた過去を視る事によって、とても参考になった体験があるからです。そこで、ここでは今の私のスタイルをつくるきっかけとなった映像をシェアしてみますね・・♪
・・・その映像は、透明度の高い水色の底を潜っているシーンから静かに始まります。
上空2000m位から引いて見ると、深い山々に囲まれた霧立ち込める湖。湖の底には細い洞窟があり、そこを泳ぎくぐり、光に揺れる水面に向かって上昇。「ぷは~っ」と息ついたところは、太陽がさんさんと降り注ぐ海面でした。
舞台は1940年代、カナダ近海。
当時としては、最先端の技術が結集した水中服(まるでレトロな宇宙遊泳服)を着ている私。海中から重たいBodyを引き上げてくれる、見るからに海の男「ジョージおじさん」がいる。
彼のキャビン付の船の先端で金髪をなびかせている健康そうな女の子、年頃は19歳。ジョージからキャシーとかキャリーとかいう音で呼ばれているのが、どうやら私の名前らしい。
キャシーは「水中カメラマン」。ジョージおじさんにその日の海のポイントを聞き、今日はこの海域に撮影に来たという。
なぜ、そんな仕事をしているのかインタビューしてみると、
「海や湖、水の中がとにかく好きなの。だって綺麗なんだもの。それに陸上ではこんな重いスーツ、女の私の力では持ち上げることもできないのに、ひとたび水に入れば、重いBodyも羽が生えたように自由になれるのよ。それが快感かなぁ」
撮りためた写真は、定期的に個展、グループ展で発表しているらしい。
「美しい世界をひとりでも多くの人に紹介したい」と、コツコツと発表する機会をつくっている姿が見える。
視界が透らない深海の世界。
「深~く潜ることをみんな怖がっているけれど、実はこんなに美しい世界が広がっているということを知ってもらいたい」と言う。
キャシーからは「大きなチーム」という言葉もでてきた。
自分が深い未知の世界に沈むことができるのも、Bodyスーツがあるから。
これによって、通常人間がいることができない水中に、安全に・集中して仕事するだけの長さ留まることができると、自分の体を覆うものに常に気を配っている。
キャシーは、これを専門に研究し、開発している人たちと組んでいて、彼女はいわばモニターとして装着使用感・改善点をバックしている。
「この間なんて、バルブがゆるんできて危なく死にそうになったわ」と笑うキャシー。19歳の娘ながら、時には開発班のリーダーに対等の立場として物申すこともあるらしい。
海のことは全てジョージおじさんに一任。
元々ベテランの船乗りで、キャシーのサポートは半ば個人的趣味みたいなもの。直感と経験から今日のポイントを的確に計り、キャシーを絶景に導く存在。
彼の趣味の詰まった木張りキャビンは洒落ていて、そこで振舞われる彼のシェフ並みの料理は、キャシーを何よりも癒している。
「俺が竿で釣り上げてヤツの体が空を舞った時、ヤツの魂は歓喜に震えたねぇ・・・死んだ後、自分の体が食ったやつをどんなに喜ばすか 知っていたからさ」
・・・皿に乗っている魚の魂を讃えるような彼独自の哲学はいつも面白く、海のように深く、キャシーは彼の話を聞くのが大好き。
キャシーは「自分が好きなことをただやっているだけ」という。
自分の仕事以外は、全て他人の仕事。自分と同じように他人もやりたいことをやっていて、この世界はそれで満ちていると。
開発班はそれぞれの思惑で必死に水中服を研究し、実用化に向けて集中しているし、ジョージおじさんも自分の世界に生き、
個展の開催を援助してくれるスポンサーも、グループ展の仲間たちも、キャシーとはまた別のことを伝えようとしている・・・
そして上空から引いて見てみると、結果それが「大きなチーム」になっているということらしい。
・・・この映像に最初に触れたときは、
日に焼けるのが大の苦手で「海で泳ぐのなんてとんでもない!」という私にとって、正直、意外な設定でびっくりしました。
どう転んでも、今さら『水中カメラマン』にはならないだろ~と。
ですが、よくよく感じてみると・・・「これって・・・今のわたしがチャネリングとしてやろうとしていることと、同じこと?」と、気づきはじめたんです。
視界が透らない深海の世界が、目に見えないチャネリングの世界と設定が違うだけで、その世界の中でキャシーがやっていることは、わたしが目指していることと重なりました。すると、
ジョージおじさんも、
bodyスーツも、
スポンサーも、
仲間たちも、
キャシーの世界観にあった登場人物・設定が、立場・姿は変われども、今のわたしがいるこの世界に既に存在していることに気づいたのです。
今までそこに在ったのに、見えていなかった世界に気づくだけで、ばばばっと、この現実世界に物事が立ち上がってくる体感をしました。
それは・・・ぼやけて、くすんでいた世界に焦点が合い、一気に視界がクリアになったような目が開く感覚。
違う世界の自分像に触れることは、まるで他人の話のように、自分を客観的に見る機会を与えてくれるようです。
『最高に輝いている過去世』・・・
・自分が何を目指しているのか、
・何をやりたいと想っているのか、
・どこに幸福感、満足感があるのか、
・自分と世界がどう関わっているのか、
わたしのように、こんがらがって解からなくなってしまった方々へ、おすすめのアプローチ方法のひとつだと、感じています。
♥もう一つのわたしの過去世ストーリー