ダレル・ホルツァー「個人セッション」⑤

ダレルさん「個人セッション④」からのつづき最終話

 

「8歳の娘がいます。彼女を伸ばしていく、彼女が幸せになるためにどう関わっていったらいいか、具体的に。いつも彼女は私にとっていい先生なんですけど・・・」

 

3回娘さんの名前を言ってください。

 

「苗字からですか? ○○、○○、○○」

 

・・・う~ん、とてもね、賢くて楽しいお子さんですね。

 

「うふふ」

 

あなたのような人はね先生みたいな子どもをよく持ちます。

 

「うふふふふ(笑)」

 

私もよく分かってますよ(笑)だからね、ときどき大変です。

娘さんの一番大きな教えというのはね、『お母さんに正直でいてもらうこと』ですね。

 

「おお~」

 

娘さんのことは騙せません。あなたがうそをついているときは全部分かります。

あなたの中の弱さというか、欠点を見てそこを突きますね。

 

「(笑)Yes!」                

これはあなたが成長するためですね。

そしてよりよい人間になるためにやってくれているんです。

 

ですから、自分が悪いとか、どっかおかしいんだとは思わないでくださいね。

誰もがそういう点もっています。

 

どんな美しい花も欠点がありますからね。

ですから、娘さんに何か言われたときは、あまり自分に厳しくしないでくださいね。

 

「ほぉ~」

 

ただね、どうやったらもっといい人間になれるだろうかと自分で聞いてください。

そして、よりよい人間になるためには、時にはですね、自分の子どもであってもお母さん間違っていたよって認めることですね。

 

完璧でなくてもいい。ただ、間違いをしたらそれを認めて、そこからまた改善すればいいんだってことを教えてあげてください。

 

あなたが間違えをした時にそれを認めないと、娘さんはお母さんほど完璧な人間にはなれない、と思ってしまいます。

 

「う~ん」

 

そして、娘さんが間違いをしてもいつも彼女を受け入れて愛してあげてください。

 

とても大胆な子どもですね、勇気がある。

そして勇気を持って、ちょっと怖いようなことも試します。リスクをとります。

 

ですから、やっちゃだめとかあんまり守ってあげようとはせずに、

お母さんとしてこう言ってくださいね。

 

リスクをとるのはいいけど、うまく成功するために、どうすればいいか分かってる?

何が必要かしら?って、聞いてあげてくださいね。

 

そうすれば娘さんは自分で考えますね。何をすべきか。

そうじゃないと、あっそれが欲しいってそのまま飛び込んで行っちゃうんですね。

 

「うんうんうん」

 

だからお母さんとしてあなたは、その前にね、ちょっと何が必要か考えてごらんって言ってください。

 

たとえばですが、これから冒険に出るんだったら、食べ物とか水とか必要ないの?

リュックに何を入れていく必要があると思う?と聞いてあげてくださいね。

 

あるいは、事前に他の人と約束とかした方がいいんじゃないの、とかね。

 

準備の仕方を教えてあげてください。リスクをとる前にね。

飛び込む前にまず準備しましょうと。

 

どうすべきかあなたは言わなくていいです。自分で考えさせてあげてください。

で、そういうことを考えるべきだっていうことを、まず、教えてあげてください。

 

「なるほど・・・わかりました」

 

何度も一緒に生きてますね。過去世で。

娘さんがお母さんで、あなたが子どものときもあります。

 

「ふふふ(笑)」

 

だから指図するときありますね。

 

「はははは(笑)」

 

で、賢いときもあります。

でも、時にはね、おまえもいろいろ知ってるだろうけど、私がお母さんよって言ってあげてください。

 

「うははは(笑)」

 

今回は私がいろいろ指図する番よって言ってくださいね(笑)

 

「(爆)」

 

替わりばんこでやってますからね、なんでも。

そして、娘さんがあなたに何か教えてくれた時は、そういう時代もあったんだって認めてくださいね。

 

「はい」

 

娘さんとの絆がすごく強いので、ちょっと父親とか、ご主人が入り込めないとこがありますね。

 

「うんうんうん・・・彼と私の関係は今のままでいいですかね」

 

まぁ、いいみたいです。

彼は少しあなたの新しい仕事に対してあまり居心地良く思ってないですね。チャネリングとか。

 

「う~ん? そうですかぁ・・・」

 

もちろん、あなたとの絆が強いですからね、サポートしたいんです。

だから、止めたりはしません。そういう問題ではないですね。

 

心配ってことですね、ちょっと。

あなたが傷ついちゃうんじゃないかって、ちょっと思ってます。

 

「うんうんうん」

 

歌手であなたが大変な目にあったときに彼もそこにいたような気がします。

 

「・・・はぁ、なるほど・・・」

 

だから、守りたいんですね。

とてもいい人です。

 

「あの・・・彼に対して、男性というか、そういう形の愛情がもう湧かないんですけど。こう、お父さんというか、ほんとに素晴らしく、大好きなんですけども。・・・このままでいいですかねぇ?(笑)」

 

魂の契約があります。あなたを助けるっていう契約ですね。

金銭的にサポートするということ。そしてあなたを打ち上げてあげるんですね。

 

お父さんっていう気持ち、正しいです。

別の人生であなたのお父さんでした。

 

で、そのとき、あなたにちゃんと与えられなかったんですね、いろんなものを。

今回はそれを埋め合わせようとしています。

 

「・・・なるほど・・・」

 

まぁいつかは、その魂の契約がもう必要なくなってね、一緒にいる必要が無くなる時がくるかもしれません。

 

「わたしは彼に対して、こう、返していかなくていいんでしょうか?」

 

2つ契約があるから大丈夫です。

ちょっと待ってくださいね・・・ふふ、あなたの方は一緒にいて笑ってあげて、愛してあげることですね。

それが、あなたの約束です。

 

すごい情熱的な強い絆じゃなくてもいいんですね。

ただ一緒にいて、楽しんであげること。そしてあなたが自由であることも大事です。

 

そして、喜びに満ちていること。

 

何かやってあげる必要ないです、彼のためにね。そうじゃなくて、

あなたが生き生きしてると、あなたがなるべき自分になれれば、それが彼の喜びです。

 

「(泣)」

 

そして、まだ遠い将来ですけど、もしかしてね娘さんが育ったときに、

 

別に摩擦があるわけじゃないんですけど、なんか兄妹みたいな感じになって、

じゃ、こっからは別々の道いこうねっていう日がくるかもしれません。

 

そして、あなたはあなたの真実の愛を発見して、彼も真実の愛を発見する。

全然悪いことじゃないんです、だから。

 

「・・・彼も見つけられますか? 楽しい・・・」

 

えぇ、そういう人が待ってます、彼も。

 

今のところは、一緒にいる契約ですからね。

でもね、将来的には兄妹のような気持ちになります。

 

だから、一緒に今育っている感じですね。

親友で、お互い助け合って、そして家族も一緒につくって。

 

あぁ、じゃ、ここからは別々な道だねって合意できる。

そして、兄妹同士が育って、それぞれの配偶者をみつけるっていう感じです。

 

「すばらしい・・・」

 

そして、喜んでそれをやっていいんですよ。

 

「(笑泣)」

 

でも今のところは、愛し愛されてください。

 

「・・・わかりました。はぁ~~~(息が抜ける)」

 

あなたはすばらしい道を今行ってます。そして、とてもうまくいってますからね。

ぜひ、ワークショップでお会いするのを楽しみにしています。

 

「はい。ありがとうございました!」

 

ドウイタシマシテ!・・・ちょっとだけ日本語習って覚えたんですよ(笑)

 

「あははは(笑)はぁ~~、ありがとうございました。すばらしい!本当に来てよかったです。」

 

わたしもです。       

 

・・・ダレルさん「個人セッション」①~⑤(完)