
この鳥居を目の前にしたとたん、
夢の中でおじいちゃんが剣道着姿で立っていた場所だ、ということが わかりました。
ここだったんだ・・・やっと会いに来られたことに 込み上げるものがあり、見上げながら涙ぽろぽろです。
雲の切れ間から 日が差してきて、
「そうだよ、よくきたね」 と言われているようで・・・・
三輪山にいつか行こうと思ったのは、
何年か前、江原さんが案内する「三輪山登拝」のテレビを見てから。
その中で、「くすり道」というものがあるということを知ったからです。
三輪山は、古くから薬の神としても祭られ、全国の製薬会社が参拝に来るとのこと。
わたしの母方の祖父は、奈良吉野に生まれ育ち、製薬会社の薬の研究者だったそう。
もしかしたら・・・おじいちゃんも・・・?
わたしが産まれる前に他界した祖父。
三輪山に足を運んだかどうかは 今となっては確認するすべもなく・・・・でも、
彼が生きた地に入りたい。
今生、触れる事の出来なかった祖父が もしかしたら踏んだ道をたどることで、
何か、彼の想いに少しでも触れることが出来たら・・・・その一念でめざした 奈良 三輪山 でした。
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