故宮博物院 (上野)

PARK SIDE CAFE (上野公園)
PARK SIDE CAFE (上野公園)

 

170分待ち・・・!

 

ニュース、新聞にほとんど目を通さないわたし

 

こんなに人気があるとは・・・

 

 

でも、カラダはひるみませんでしたね

 

どうしても 逢いたかったのでしょう

 

 

「翠玉白菜」・・・きれいでした。

 

スポットライトを浴びた、ちいさなカラダ

 

 

みんなに慈しまれて、感嘆されて

 

「きれい・・・」と、わたしの口からも 自然と零れ落ちるのです。

 

 

キリギリスとイナゴを育みながら

 

この白菜のように 白く、青く、艶やかに・・・活きたいなぁと

こんなに待てる時間が今の自分にあるというのも・・・幸せなことだと思いました。東京国立博物館から出てくるともう夕方・・・ほっと一息ついてから帰りましょうか
こんなに待てる時間が今の自分にあるというのも・・・幸せなことだと思いました。東京国立博物館から出てくるともう夕方・・・ほっと一息ついてから帰りましょうか

 

 

 

そして、もう一つ・・・

 

逢うことを決めて来たものがあります

 

 

 

「あなたは 鼎(かなえ)です」

 

 

 

はじめてヒューマンデザインのインカネーションクロス(使命)のリーディングを受けた際、

 

聞かされたキーワード。

 

・・・っていわれても 鼎って?

 

 

 

鼎とは・・・3本足で立つ肉料理を供える大釜。

 

「食生活と性のおきてを定める人。みんなが幸せになるためのルールをつくる人・・・」

 

 

 

最近やっとなんです。

 

4年たってこの使命のところの意味が 自分の中でちょっとづつ消化されてきた感じです。

 

わたしの消化には ほんとうに時間がかかります・・・必要な時間なのでしょうが(笑)

 

 

 

そのわたしの今生の目的を象徴する現物が はるばる海を渡っていらしたというのですから

 

逢いに行かなくては・・・!

 

 

 

たくさんの至宝を横目に まっすぐ向かうと・・・

 

紀元前12~10世紀の・・・「倗祖丁鼎(ほうそていてい)

 

最初に目が合ったのは・・・正面にある目

 

ほんとうに文字通り 目が合った気がしました。

 

胴回りに6面ありましたから 12もの目・・・

 

3本の足にも獣の面のような装飾があり、

 

ここにも目がついていましたから・・・全部で9面 18の目が

 

 

 

一つ一つにご挨拶しました。

 

ほんとうに 生きているかのような存在感を感じます

 

 

 

遠くから見ると・・・まるい

 

特に、大釜の底・・・火を受けるところが まあるいフォルムをしています

 

だからでしょうか、故宮で最大重量を誇る青銅器100キロという存在なのに 威圧感を感じません。

 

 

 

担ぎ棒を指す穴の位置からは 2本脚にしかみえず、

 

その角度からじっと観ていると・・・

 

一本の腰掛に腰をおろし、足を開いて座っている・・・?

 

 

 

自分の2本の足以外に もう一本体重をかけていけるものを持つ人のあり方。

 

まるで大きなあったかい人物が どっかりと腰を下ろしているかのように

 

わたしには映りました。

 

 

 

逢いに行って・・・よかった。

 

 

直に逢いに行くほど、そのモノを知る方法はありません