わたしには、
憧れの存在があります
駅までの道に立つ
『一本桜の樹』です
この樹の下を通るとき
ほんとうに健やかなオーラに
包まれるような気がするのです
雨上がりの今朝も・・・
あなたの下にくるとマスクを外して
あなたから放たれる、
目には見えない瑞々しい粒々を
胸いっぱいに吸い込みました・・・
あぁ・・なんて気持ちがいいんだろう
あなたの傍を通るだけで
元気になるのです
・
・
これだけの幹を広げるのに
どれだけの根っこが
土の中で広がっているのでしょう
空をのびやかに舞う
あなたの見事な姿を見るたびに
あなたが下に生やしてきた年月と深さを感じます
・
・
あなたのようになりたい・・・
春は、花吹雪を・・・
初夏は、新緑のみずみずしさを・・・
道行くすべての人々に分け隔てなく
祝福とエールを放つ・・・
あなたのような存在になれたらと
あなたの姿が
わたしの人生の道上に見えてくるたびに
わたしは憧れてしまうのですよ・・・
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