先日【ヒューマンデザイン・フルリーディング2days】を受けてくださった方から、素敵なご質問をいただきました。「仙骨の反応」も皆さんそれぞれ、「Gセンターが白い人」の感覚もなかなか掴みにくいものだと思いますので、ここでご紹介したいと思います♪

質問:この自分がわからない感覚が「Gセンターが白い」ってことなのでしょうか?
南澤のりこ様
こんにちは。一つ質問というか御意見を聞かせてほしくてメールしております。
私は、「あそこに行ってみたいな」とか「やってみたいな」ということはすぐに思いつくのですが、「なんで行ってみたいのか」、「なんでやってみたいのか」、「行って何をしたいのか」と聞かれると、特に理由がなく、なんかかっこいいし行ってみたいんだからいいじゃん!と思うことが子どものころから多々ありました。
でも大人になってから分かりますが、「理由もないのにやってみたい」では、それがお金がかかることであったりすると、子どもにも「じゃあやってみたら」とは言いにくいこともありますよね。
何をしたいかが決まっていないのに、そこに行ってはいけないの?私はその場に行ってそこの空気を体験したいだけなのに。具体的にやりたいことや目標や夢があって、そのためにあれをやりたい、あそこに行きたいという人に比べてきっと自分は浅はかでダメな人間なんだろう
って思ってきました。
でもこれって、Gセンターが白いからでは?と思ったのですが、ちょっと違うでしょうか。
話はずれるかもしれませんが、
大人になった今でも、現状を変えたくてセッションを受けると、「自分がどうなりたいか」を聞かれますが、それも困ってしまいます。それがわかっていればセッションを受けなくても、なりたい自分のために必要な努力ができると思うからです。
この自分がわからない感覚がGセンターが白いってことなのでしょうか。
徒然書いてしまってすみません。
自分がわからないから仙骨にひれ伏すしかない・・・そんな気持ちです。
それこそが「仙骨の反応」だと思うのですよ。

Eさん、
Eさんの想いを汲みとれているかはわからないのですが、わたしがEさんのお話をお聞きして感じたのは・・・
>大人になった今でも、現状を変えたくてセッションを受けると、「自分がどうなりたいか」を聞かれますが、それも困ってしまいます。それがわかっていればセッションを受けなくても、なりたい自分のために必要な努力ができると思うからです。この自分がわからない感覚がGセンターが白いってことなのでしょうか。
・・・最後に書かれたこちらの感覚は、その通りだと思います。きっと「Gセンターが白いから、自分が分からない」のだろうと・・・わたしも思うのです。そして、
>具体的にやりたいことや目標や夢があって、そのためにあれをやりたい、あそこに行きたいという人
・・・というのは、たしかに「Gセンターに色がついている人」のことなのでしょうね。でも生まれつき、ここを決めてきていない「Gセンターが白い人たち」がいるのも事実。きっとこれは比べる必要も劣っていることでもないのでしょう。
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そして、前半の部分・・・
Gセンターが白いから、説明できなかったということではなく、それこそが、「仙骨の反応」なのではないかと。要するにEさんは、小さいころから理由を自分で説明できなくとも、ちゃんと仙骨のやりたいこと、行きたい場所に身体が反応していた「野生に満ちた子」だったということです。
「なんで行ってみたいのか」「なんでやってみたいのか」「行って何をしたいのか」を言語化できなくても、そこに行ったら自分にとって「いいことがある」とちゃんと感じていたから、前のめりに反応していた子だったのではないでしょうか。
きっと、この説明できないけど「行きたくなる」「やりたくなる」というこの感覚こそが、Eさんの「仙骨の反応」なので、これからはこの感覚を信じて自分にやらせてあげたらOK!(きっと人生が軽やかに転がっていくでしょう)
同じように、Eさんと同じジェネレーターの子どもから、「行きたい」「やりたい」と言われたなら、ぜひそれをやらせてあげたらいいと思います。今、自分ができる範囲でですが。
もしも「お金がかかりすぎるので、今はそれをサポートできない」というのであれば、その「大人の事情」を正直に説明してあげればいいのでは?
「お金がないから、やらせてあげられない」ということを言えないから、大人はこれだけのことをする「意欲」とか「理由」を子どもの方に説明させようとしてきたのではないでしょうか。でもそれは酷なことですよね、だって本来、仙骨には「言葉」はないから、それを説明できないものなのに。
親に断られたら、それでも仙骨が前に前に行くのであれば、今度は子ども自身が「じゃあ、どうやったらできるだろう?」と考え、お金がかからない方法を工夫したり、他の人や公の機関にサポートを依頼したり、自分の人生を自分で動かしていくための次のアクションを仙骨が動くままに起こしていくはずなんです。
62.6の「自己修練」の機会を与えてあげることも、もしかしたらEさんの大事なお仕事かもしれませんね。
これまで、Eさんの周りにはそういう「大義名分」を求める大人が多かったのかもしれません。そして、その価値観に少なからず影響を受けて、説明できない自分を浅はかでダメな人間だと思い込まされてきたところがあったのかもしれません。(もしかしたら、Eさんの「白いハートセンター」が侵されてきたのかも・・・)
でも、あなたはそれが説明できないことを知っている成熟した大人です。それも「62.6」を太陽にもつ、「あいまいさのクロス」=「深遠なものこそ、あいまいになる(言葉では説明できない)」ことを知っているあなただから、そういう子どもたちの味方になってあげられるのではないでしょうか。
説明できないのは「浅はか」だからではなく、「深すぎる」から。
Eさんは、その身体の神秘(摂理)の深遠さを理解しているからこそ、人が「あいまい」にしか伝えられない本当の意味を受け止めてあげることができるのでしょう。
「白いGセンター」は、目の前の子どもたちの言語化できないけどちゃんとなりたい自分、行きたい方向性を読み取るために使ってあげてください。(自分のことはわからないけど、人のことは映るあなたですので・・・♪)
これまであなたが大人から言われてきたことから、子どもたちを守ってあげられたらいいですね。きっとあなただけです。説明できないものだから、「それでいい」と言ってあげられるのは・・✨
嬉しいご感想もいただきました❤「仙骨に言葉はないから」
南澤のりこ様
お返事ありがとうございます。
私の疑問に真摯に向き合ってくださって本当に嬉しいです。ありがとうございます。
私、ずっと怒っていたんです…ふがいなかったんです…「理由がないといけないのか」って…
それで人にキレられて必要以上に傷ついてしまったこともあって、モヤモヤモヤモヤ、私の中で何十年もたまっていたんです。
それがのりこさんからのお返事で、間違っていたわけじゃなかったかもってちょっと思うことができました。「仙骨に言葉はないから」という言葉に救われました。
もちろん言葉にしなければいけない時もあると思うのですが、仙骨反応に従って動けていたんだなと思うと自分が誇らしいです^^
「あいまいさのクロス」についてもヒントをいただけた気がします。というか普段の私そのものかもしれません。明日からも私らしく生きていこうと思います。
のりこさんの大切な時間を使って素敵な言葉をたくさんプレゼントしていただいて本当に感謝です。心からありがとうございます。
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